20121121
舞台戦国BASARA3〜瀬戸内響嵐〜
まとまりのない感想のような色々

観劇回・11/10昼・11/11昼(東京楽)・11/18大千秋楽LV

ひたすら元就様〜!な舞台でご褒美でした。
観る前は内容に不安ばかりが募り、2回もチケット取っちゃったけどそんなに見て大丈夫なんだろうかと思っていたのですが…観た後ライブビューのチケットを買いに走ることに(笑)

構成等「?」となる部分もありましたが、アクション等良くて満足です。
やはり動いてる場面も毛利ばかりに注目してしまう捨て駒心…前年の3よりダイナミックになった輪刀ぶん回しぶりが素晴らしかった!いろんな人が輪っかをくぐった。
個人的には刑部をざっくりした仕事人シーンと、アニキVS三成に割って入ってふたりともざくざく…な辺りが悶えた。
新しいアニキも良かったな〜。碇槍アクションもだけど、特に三成に斬られまくるシーンにときめいて。
千秋楽のライブビューではその対三成戦で胸当てが完全に外れ胸板が丸見えに。防御力が落ちてるところを更にズバズバっとされて痛々しさ増し増しでもう…大変ときめきでした。

瀬戸内以外のみんなも良かった。
とらがらす可愛かった!
金吾&天海&宗麟&むねしげは癒しでした。タクティシャンを完全に迎えるルートたのむ
鶴ちゃんもかわゆかった!てへぺろ&グラビアポーズ回2度も見れて良かった…
あと大谷さんのぐっさりやられ落下シーンがたまらなくて。あれを見て、アクションきちんと出来るキャストをあてた意味がわかりました。

お話は毛利の暗躍ぶりが面白かったです。
アニキが緑ルートを行く裏で更に陥れるために動く動く。
自ら戦わずして力のあるもの同士をぶつけ合い滅ぼそうという…さすが智将^▽^
結局はKIZUNAの力に敗れてしまうんですけどね!

決戦時の心乱されての叫びにきゅんきゅんしました。
最後の一撃後のシーンが切なすぎて美しすぎて。
言われたような、泣いて後悔なんかはしないけど…対アニキで決着つけると生きても死んでも残ることは同じなのかというのがなんとも。
あの毛利を見るとすごーくやるせない気持ちになるんですよね…。
最終的に自分の心のせいで、自分の世界を赤く濁らせちゃってるのかこの子は(と解釈した)
もう…元就様がおいたわしすぎておいたわしすぎて←こればっかり言ってる(笑)
そして同時にばかーーーーーー!!!と叫びたくもなる…

3の元親緑をプレイした時の萌えるけどどうにもならない感じを再認識してしまいました。
同人解釈したらLOVE的意味ですが、そうでなくても毛利からのアニキへの感情的矢印はおそろしいほどあるとは思うんですよ…。
ただ、これは永久にどうすべくもない関係であるところがキモでその在り方を崩したくはないんですよね。
お互いに互いが望みではないわけなので。関係が良くなることが救いでは在り得ないからこそ良いというか。
滾るものはあるけど、互いを歩み寄らせるなりなんなりして救いを与えることで台無しにしたくない。こういうのは多分萌えとは呼べない。
アニキがダメとか嫌いとかそういうものではなくて、アニキがちゃんとアニキなら好きだなとつくづく思います。

ラストシーンを見て、コレはアニキ(&家康)も自覚なしであの世かもしれない…?とひどい妄想がよぎったり。
現実世界では瀬戸内の両者が血みどろで力尽きてますなんて…ああだめだ。
同時に死んだけど真逆の場所に落ちるとか…好みなのでいつもの病気といえば病気(笑)
暗いところに落ちた毛利と、光の中のアニキというのは良い逆転劇ですね。
日輪も何も及ばない世界に毛利が住まうことになるなんて、毛利にとってのアニキは本当におそろしいな。

ところで舞台ルートだと黒田は生存中なんですね。
鶴姫ちゃんの「あなぐらのくまさん!」が嬉しかった。よかった生きてた…というか存在してた(笑)
口封じもされず、穴蔵でくさってるうちに毛利の色々終わってたという話か…。

事の顛末が、穴蔵でくすぶっている黒田の耳にも入る。
「毛利のやつしくじったな!…しかし全てが明るみになったとしたら、小生の処遇は…」と焦るが、一向に沙汰が下る様子はない。
そんな時、大友主従と島津が黒田の元を訪れる。
皆で揃ってタクティシャンを迎えに行くのです!と勢いに押され、毛利がどうなったかを話せないまま黒田は同行することに。
主が不在の厳島で、黒田は毛利に思いを馳せる…
などとふんわりしたものを思い浮かべたりするこの黒毛脳。だれかかいて…。

あれだけアクティブに暗躍しながらも結局陥れきれなかった毛利を黒田は笑うだろうなと思うのです。
馬鹿にするだろうな…大谷と凶王ぐらいきっちり仕留めろとか切実に文句言ったりしそう。でもモヤモヤもするだろうし、寂しいかもしれない。という妄想で元気です(笑)
結局黒毛に戻ってくるしかなかった!
次の舞台は宴なんですね。あれだけ大々的に瀬戸内やったら、次は毛利の出番は無さそうかな…。
黒田がいたりしたらチケットがんばるしかありません。現時点では内容の予想がさっぱりつきませんが。


毛利役小谷さんの素がおそろしく萌えっ子でどうしようかと。
さっきまで毛利だったのになにこのカワイイ何かは…とカーテンコールでは凝視せざるをえなかったです。

舞台毛利は、三成が策にかかった瞬間等にすごく悪い笑みを浮かべていて、ゲームとはまた違った感じでよかった。
苦しんでいるような描写もありますし、血の通った人間くささが随所で感じられました。
ワケアリ悪役としてはステレオタイプな雰囲気になりつつこれはこれで。
DVD発売が待ち遠しいです。